受け口の原因と矯正治療について

受け口とは下の歯が上の歯より前に出ている咬み合わせで、見た目だけでなく機能的な面でも不都合さを感じる人は多く、矯正歯科にて手術を行い、治療することが望ましいといえます。原因もいくつか考えられます。赤ちゃんの受け口についても解説します。

受け口について

受け口とは下の歯が上の歯より前に出ている咬み合わせで、反対咬合ともいいます。また、受け口とは、「しゃくれ」、「下顎前突」、「反対咬合」、「顎変形症」とも言われます。見た目では、下あごが突き出たように見え、また滑舌も悪く、言っていることを聞き取りずらいことがあります。よく、チンパンジーやゴリラの物まねをすることがありますが、その際に真似る下あごを突き出した感じだと表現すればわかり易いかもしれません。滑舌や発音はまだしも、見た目が非常に悪いので、気にされている人は多いかもしれません。受け口の人は、顎の形が悪いので、外見上頬から下がスッキリ見えないという不都合な点もあります。


受け口の原因は?

受け口の原因には、大きく言って二つのケースがあります。一つ目のケースは、下あごのサイズの割りに、歯が多かったり密集しすぎたりしていて、下の歯列が上あごや上の歯よりも広がってしまい、結果として受け口になるパターンです。これは、顎というよりも、歯並び的な要素が強いといえます。もう一つ目の原因は、こちらの方がより深刻で、審美上も気になるのですが、歯うんぬんよりも下顎(あご)そのものが上あごよりも歴然と大きかったり、前方に出てしまっているケースです。こうしたタイプの受け口は、歯科治療だけではなく、外科治療で美容整形的治療・矯正手術を行う必要があります。受け口は、手術で直せます。受け口の矯正治療で直せば、物をうまくかめるようになり、発音も良くなります。手術の前後には歯列矯正もして、歯並びもきれいになります。

赤ちゃんの受け口について

赤ちゃんの受け口は、正式には前歯反対咬合といいます。多くの場合、前歯が永久歯へ生え代わる際に、正常な噛み合わせになるようです。歯が生え始めた赤ちゃんは、かみ合わせを確かめるためでしょうか、前歯を歯軋りのようにすり合わせます。これが赤ちゃんの受け口に見えることもあるのです。3歳児の10%程度に「受け口」が見られるという報告もあり、歯の生え始めである乳幼児期の受け口はそれほど心配する必要はありません。小学校の検診では、受け口はほとんど見られないようです。